紙屋悦子の青春
黒木和雄監督(『父と暮せば』)の最後の魂のメッセージがここに…。
ずっと
待っちょいますから。
- 販売期間 2009/01/27 11:28
- 発売日 2007/06/22
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特典・仕様
映像特典
①追悼・黒木和雄監督特集
『生と死。戦争時代を生きた若者たちにささげた生涯』
※黒木監督の生涯に迫るDVD用ドキュメンタリー番組 を収録した内容となってます。
②予告編
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スペック
品番:BCBJ-2692
ジャンル:劇場公開映画(邦画)
(本編111分+特典映像30分)/ドルビーデジタル(サラウンド※)/片面2層/16:9(スクイーズ)/ビスタサイズ/英語字幕付(ON・OFF可)
※この音声は、DTSステレオ方式で製作された劇場用音源を収録したものです。/カラー/確141分/1巻 -
内容
制作年度:2006年
敗戦の色濃い昭和二十年・春。
両親を失ったばかりの娘・紙屋悦子は、鹿児島の田舎町で優しい兄・安忠、その妻・ふさと肩を寄せ合う慎ましい毎日をおくっていた。そんな彼女が胸に抱く願いは家族の平穏と、密かに想いを寄せる兄の後輩、海軍航空隊に所属する明石少尉の無事だけである。ところがある日、兄は別の男性との見合いを悦子に勧めてきた。それも相手は明石の親友・永与少尉で、明石自身も縁談成立を望んでいるらしい。傷心を押し隠し、永与との見合いに臨む悦子。
当日、明石に連れられて紙屋家を訪れた永与は、緊張のあまり失敗を繰り返しながらも、悦子に真摯な愛情を示した。
「…戦争のどげんなるか…私もどげんなるかわからんですばって…私はもうあなたば…一人にしません」
必死で搾り出す永与の言葉に対し、僅かな沈黙の後、「はい」と答える悦子。
だが、悦子は衝撃的な事実を知らされた。明石が特攻隊に志願し、間も無く出撃すると言うのだ。
出撃前夜、悦子にその言葉を残し、満開の桜の下を去っていく明石。
「その夜、たった一人で泣き尽くした悦子。
数日後、悲痛な面持ちで明石の死を告げに来た永与には、残された者同士の哀しみをがあった。
明石が書き残したという手紙を永与から受け取り、封を開けずに握り締める悦子。
そして、勤務地が変わる事になったという永与が去ろうとした時、彼女は今度こそ胸の中に秘めた想いを口に出した。
「待っちょいますから…日本がどげな事になっても、ここで待っちょいますから…」
「…はい」
「きっと迎えに来て下さい」
見詰め合う二人の頭上、散り始めた桜の花びらが舞う。
これから共に長い人生を生きる二人の、結婚を決意した最初の一歩がはじまるのだった・・・。 -
スタッフ
原作:松田正隆/監督:黒木和雄/脚本:黒木和雄・山田英樹/音楽:松村禎三/美術監督:木村威夫/撮影:川上皓市/照明:尾下栄治/録音:久保田幸雄/美術:安宅紀史/編集:奥原好幸/製作:バンダイビジュアル・アドギア・テレビ朝日・ワコー・パル企画
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キャスト
原田知世/永瀬正敏/松岡俊介/本上まなみ/小林 薫
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レーベル EMOTION
発売元 バンダイナムコフィルムワークス
販売元 バンダイナムコフィルムワークス
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